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2013年 02月 08日
ちょうど一年位前にロンドンの入院生活についてや医療制度について書きましたが、今日は、医療制度の一部の救急車について書いていきたいと思います。
( ロンドンで起こった事を元にしているので、イギリス全体の話とは言えないですが。) こちらで救急車が必要な時の番号は 999 です。 この番号は、警察や消防車の要請も含まれていて、オペレーターにどちらが必要か伝えるようになっていますが、救急車については残念ながら呼んでも来ない時があるのです。 私達の例をあげると、2007年から現在までで 999 には3回ダイアルした事がありますが、救急車が来てくれたのは、たったの1回だけでした。 上の写真は NHS ( 公共の ) 救急車。日本と違って黄色です。 特に記憶に残ったというか、洗礼を受けたのは、2007年某日の夜中の出来事です。 夜に食べた何かに当たった彼は、食べた物も出し尽くして胃液まで吐いていました。更に熱も出ているし、体は痙攣している状態。真夜中だし、自宅では対処が出来ないので、救急車を呼ぶ事にしました。 振り返ると、これが原因とわかるのですが、当時は英語で救急車を呼ぶ事に私がテンパってしまって、999 に彼自身が電話をしたのです。 吐き気を我慢して、順序立てて説明した彼。後は救急車が来るのを待つのみ…でも待てど暮らせど、来る気配はありません。 もう一度 999 にダイアルすると、日本人の私には目玉が飛び出るような発言が出てきました。 なんと、救急車を出す状況に値するか話し合っているとのこと!また、結果が出たら連絡をしますと言われて会話終了…その後は一時間くらい連絡を待ちましたが音沙汰が無く、結局はタクシーを呼んで近所の救急病院へ向かったのでした。 何故、救急車が来なかったか? それは、まず近年のイギリスの財政難が背景にあります。 救急車は私達にとっては無料ですが、実際は一度の発動にかかる諸々のコストは 500 ポンドとも言われています。 そして、999に連絡が来るのはイギリス全体で一日に85000件。そして、そのうち 41%が救急医療関連だそうです。 もし全ての要請に応えるとしたら、一体いくらになるでしょうか⁇ このような状況から、本当に生死に関わる状態以外は発動を控えるようになっているようです。 私の彼の場合は、具合の悪い本人が連絡=話せるなら大丈夫。また、食あたりは生死に関わる状態では無いと判断されたのでしょう。 その後、私が食あたりになった時も同様に来てくれませんでした。 ところで、最初に救急車が来たのは三回中で一回と書きましたが、その一回はどんな状況だったかと言うと… 私の薬アレルギー反応が出た時でした。この時は、本当に直ぐに救急車が来てくれました。 私は食物・薬アレルギーを持っていますが、突然現れるアレルギー反応については、救急車も病院も対応が早いです。 では アレルギー反応でも無く、発作でも無く、大怪我でもないけど、自力で病院まで行けない時、救急車が来てくれない状況の時はどうするか? 一つの策としては、タクシーを呼んで地域の救急病院に向うのがありますが、他にもプライベート救急車を呼ぶ方法もあるようです。 これは私立の病院が行っているサービスで、無料ではありませんが呼ぶと希望する病院まで連れ行ってくれるようです。 近所の病院が紹介してくれた番号に問い合わせてみたら、プライベート救急車は平日は 140ポンド、休日は 200ポンドだそうです。 これを安いと取るか高いと取るかは、その時の状況によって変わってきますね…確実には来てくれますけど… 何事もお金次第なイギリス/ロンドンには疑問も感じます。 上の写真はプライベート救急車。 救急車が向う先の救急病院についても、色々と書きたい事はありますが長くなってしまうので、それはまたの機会に。
by mykitchen
| 2013-02-08 20:28
| London
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