トリノには素敵な老舗カフェが散りばめられています。
その中でも
特に好きでリピートして訪れたのは
Caffè Mulassano
サイトは
こちら
ここはトラメッジーノ ( パニーノではなくてイギリスのサンドウィッチのような ) が有名。
↓はマスカルポーネとトリュフのトラメッジーノ。
小さなサンドウィッチからは
トリュフのあの独特な香りがふわっと立ちこめてきます。
その他はカフェやドルチェも
もちろん美味しいのですが
今回は夕暮れどきのアペリティーボが私達の滞在中のブームでした。
↓の写真が Caffè Mulassano のアペリティーボ。
お店によって種類や量に違いがあって
Caffè Mulassano はトラメッジーノとオリーブやナッツと種類は少なかったですが味は◎ でした。
昨日はアペリティーボの種類が豊富と言われているお店に行きましたが味が良くなくて
こちらで仕切り直しをしました。
カフェでは
ベルモットとおつまみをカウンターでつまみながら、隣に居合わせた方達と簡単な会話を交わしたり、一日の感想を話したり…
また昨日は
流しの人がアコーディオンでタンゴを演奏していて
夏の夜の華やかだけど少し寂しい雰囲気にぴったり合っていました。
ちなみに
彼は本当に Caffè Mulassano が気に入ったようで
‘トリノ最終日にも来てベルモットを飲みたい ’
と何度も何度も言っていましたが
私達の最終日はカフェの夏休み初日のようで閉まっていました。
それはとても残念でしたが
このカフェがまたトリノに戻ってくる理由になったので良かったのかもしれません。
ところで
20世紀初頭から1960年代までイタリアファッションの中心はトリノだったそうです。
クラシカルなドレスを着た人々が行き交うトリノの街は
それはそれはエレガントだったはず。