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2013年 04月 29日
今日のブログは、昨日にもチラッとふれたイタリア人の友人と彼女がピサで連れて行ってくれたトラットリアについて。
プーリア州出身のシルビアと出会ったのは、在英イタリア人商工会のプーリア州の食とワインを楽しむのが目的の ‘ プーリアの夕べ’ に参加した時でした。 そこで、私の他に唯一、前のめりになってシェフの調理姿を撮っていたのが彼女で、貴方も料理好き?と意気投合したのが始まり。 その後は、南イタリアから届いた新鮮な水牛のモッツァレラを彼女の家族農園のオリーブオイルをたらして一人一つ食べるという贅沢なモッツァレラパーティーに招待してくれたり、自宅に彼女とパートナーを招いて、イタリア料理の会をしたり、カフェに行ったりと、仲を深めていきましたが二年前に大学から奨学金を貰える事が決まり、彼女はロンドンからピサへ引越してしまいました。 しばらくはメールのやり取りのみでしたが、昨夏にシルビアに会いにトスカーナへ行ってきました。 ピサの駅に迎えに来てくれたシルビアのロンドンよりも日焼けをした姿は、黒髪と目鼻立ちがより際立っていて、全身に漂う ‘ 南イタリア美人オーラ ’ が眩しいくらいでした。 再会の挨拶は南イタリア式でハグとキスの嵐。 たくさん話しながら歩いて 夕食に向ったのは、彼女お勧めのお店で ここは、11km philosophy という考えのトラットリアで、全ての食材がピサ近郊で生産された物を使っているのです。 新鮮な食材&お手軽な値段で大人気。 早めに行かないと入れないらしいです。 その日のメニューや並んでいるお惣菜をみて、その場でオーダーをします。 ここはカトラリーや出来上がった料理を自分で取りに行く他にも、食べ終わった食器も自分達でキッチンまで下げる、完全なセルフサービス。 その分、量・質が値段よりも大きく上回ります。 私達は二人ともお肉料理をオーダーして、地ワインで乾杯です。 まだ平日だしワインはちょっとだけと言っていましたが、気がつくとカラフェに半分しか残っていません。 そしてワインがまわった頃から,, 完全に男子禁制トークに花が咲き乱れる状態に。国籍が違うと考え方も違いがありますが、恋愛感は万国共通でした。 お店を出た後は、赤い顔をした二人で 広場から川ぞいを歩いたのでした。 肌寒いはずが帰り道はホカホカ。 今は女性の権利向上の為にアジア某国の国連で働いている彼女。 時折、アップデートされるアジアの写真では、毎回楽しそうな彼女の姿を見ることができます。 ロンドンで知り合う素敵な人達は、一定の期間をロンドンで過ごすと、次のステージに移っていきます。 それはロンドンに残っている私にとっては淋しくもありますが、世界中で友達の活躍を知るのは、さみしさを通り越して嬉しいことです。 それと世界中に会いに行けるしね。
by mykitchen
| 2013-04-29 19:29
| Italia
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